最新機種iPhone13のスペックや機能、前モデルとの違いは?買い替えメリットも紹介

最新機種iPhone13のスペックや機能、前モデルとの違いは?買い替えメリットも紹介

いよいよiPhoneの最新機種であるiPhone13シリーズがリリースされました。Appleファンでなくとも気になるiPhone13のスペックや機能を、前モデルiPhone12と比較しながら紹介します。これからiPhoneの購入や機種変更を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

iPhone13シリーズのスペックと機能

iPhone13シリーズのスペックは以下の通りです。

  iPhone 13 mini iPhone 13
カラーバリエーション レッド、スターライト、ミッドナイト、ブルー、ピンク 同左
容量 128GB、256GB、512GB 同左
サイズ   幅:64.2 mm 高さ:131.5 mm 厚さ:7.65 mm 幅:71.5 mm 高さ:146.7 mm 厚さ:7.65 mm
重量 140 g 173 g
ディスプレイ   5.4インチ 2,340 x 1,080ピクセル解像度、476ppi Super Retina XDRディスプレイ 6.1インチ 2,532 x 1,170ピクセル解像度、460ppi Super Retina XDRディスプレイ
防沫性能、耐水性能、防塵性能 IP68等級(最大水深6メートルで最大30分間) 同左
チップ A15 Bionicチップ 同左
カメラ   デュアル12MPカメラシステム:広角、超広角カメラ 広角:ƒ/1.6絞り値
超広角:ƒ/2.4絞り値と120°視野角 2倍の光学ズームアウト、最大5倍のデジタルズーム
同左
ビデオ撮影   シネマティックモード(1080p、30fps) ドルビービジョン対応HDRビデオ撮影(最大4K、60fps) 4Kビデオ撮影(24fps、25fps、30fpsまたは60fps) 1080p HDビデオ撮影(25fps、30fpsまたは60fps)
720p HDビデオ撮影(30fps) 光学式手ぶれ補正(広角) 2倍の光学ズームアウト 最大3倍のデジタルズーム
同左
True Depthカメラ   12MPカメラ ƒ/2.2絞り値 同左
認証方法 Face ID 同左
電源とバッテリー   ビデオ再生:最大17時間 ストリーミング:最大13時間 オーディオ再生: 最大55時間 ビデオ再生:最大19時間 ストリーミング:最大15時間 オーディオ再生: 最大75時間

iPhone13シリーズで追加されたおもな機能を紹介します。

シネマティックモード

iPhone13シリーズの目玉機能のひとつがシネマティックモードです。シネマティックモードでは、映画の撮影時などに、ひとつの被写体から別の被写体へスムーズに焦点を合わせる「フォーカス送り」と呼ばれるテクニックを自動的に実現できます。

実際に複数の被写体が登場する動画を撮影する際には、iPhoneが被写体の変更を予測するため、スムーズなフォーカスの変更が可能です。また、シネマティックモードによる撮影はドルビービジョンHDRでも行えます。

スマートHDR 4

iPhone13シリーズではスマートHDR4により、最大で4名まで別々の人間を識別可能になりました。人それぞれの肌のトーンやコントラストなどが最適化されるため、被写体全員が映える写真の撮影が可能になるでしょう。

フォトグラフスタイル

フォトグラフスタイルとは、人それぞれの肌のトーンを維持しつつ、色の強弱などを変更できる機能です。フィルターのように肌全体の色が変化するわけでなく、あくまでも肌のトーンは維持したまま、適切な箇所のみ調整できる点がフォトグラフスタイルの特徴といえます。

「鮮やか」「リッチなコントラスト」「暖かい」「冷たい」といったパラメーターを選択するだけで、自分好みの質感に調整できます。

iPhone12シリーズとの違い

iPhone12シリーズのスペックは以下の通りです。(変更点は太字)

  iPhone 12 mini iPhone 12
カラーバリエーション ブラック、ホワイト、レッド、グリーン、ブルー、パープル 同左
容量 64GB、128GB、256GB 同左
サイズ   幅:64.2 mm 高さ:131.5 mm 厚さ:7.4 mm 幅:71.5 mm 高さ:146.7 mm 厚さ:7.4 mm
重量 133 g 162 g
ディスプレイ   5.4インチ 2,340 x 1,080ピクセル解像度、476ppi Super Retina XDRディスプレイ 5.4インチ 6.1インチ 2,532 x 1,170ピクセル解像度、460ppi Super Retina XDRディスプレイ
防沫性能、耐水性能、防塵性能 IP68等級(最大水深6メートルで最大30分間) 同左
チップ A14 Bionicチップ 同左
カメラ   デュアル12MPカメラシステム:広角、超広角カメラ 広角:ƒ/1.6絞り値
超広角:ƒ/2.4絞り値と120°視野角 2倍の光学ズームアウト、最大5倍のデジタルズーム
同左
ビデオ撮影   ドルビービジョン対応HDRビデオ撮影(最大30fps) 4Kビデオ撮影(24fps、25fps、30fpsまたは60fps) 1080p HDビデオ撮影(25fps、30fpsまたは60fps) 720p HDビデオ撮影(30fps)
光学式手ぶれ補正(広角) 2倍の光学ズームアウト 最大3倍のデジタルズーム
同左
True Depthカメラ   12MPカメラ
ƒ/2.2絞り値
同左
認証方法 Face ID 同左
電源とバッテリー   ビデオ再生:最大17時間 ストリーミング:最大13時間 オーディオ再生: 最大55時間 ビデオ再生:最大17時間 ストリーミング:最大11時間 オーディオ再生:最大65時間

iPhone13シリーズのカラーバリエーションは、ブラック、ホワイト、レッド、グリーン、ブルー、パープルの6色からレッド、スターライト、ミッドナイト、ブルー、ピンクの5色に変更されました。

ストレージは64GB、128GB、256GBから2倍の128GB、256GB、512GBへ変更され、写真や動画のアーカイブをたくさん持っている方でも安心でしょう。

そして、チップはA14 Bionicから最新のA15 Bionicへと進化し、ハイスペックなカメラや動画撮影、ゲームアプリなどがサクサク動くためストレースフリーです。さらに、iPhone 13 miniは最大1.5時間、iPhone 13は最大2.5時間、前モデルに比べてバッテリーの稼働時間が増えました。

最新機種を選ぶメリット

iPhone13シリーズの前モデルとの大きな差は、チップと動画撮影機能の向上がメインです。そのため「ハイクオリティな動画撮影がしたい」という方にはiPhone13がおすすめだといえるでしょう。その他の機能は、サイズや重さ、カメラなども含め大きな差はないため、カラーバリエーションやバッテリーの持続時間、価格などを考慮に入れ、最適なモデルを選べば問題ないと思われます。