iPhoneバッテリーの寿命を確認する方法!寿命を延ばすことはできる?
- 2020.12.05
- バッテリー
iPhoneを長期間使っていると「すぐに充電がなくなる……」といった症状がみられる場合があります。外出時にバッテリーがなくなるなど厄介な状況になるため、避けたいところでしょう。
iPhoneは使い方によって、バッテリーに過度な負担がかかることがあるため、それによって寿命が短くなる場合があります。よって、正しい使い方を知ることでバッテリーの寿命を延ばすことも可能です。また、バッテリーの寿命はiPhoneで確認できますので、知っておいた方がよいでしょう。
今回は、iPhoneのバッテリーの寿命をチェックする方法や寿命を延ばすコツを紹介します。
iPhoneのバッテリーの寿命をチェックする方法
利用中のiPhoneのバッテリーの寿命をチェックする方法ですが「設定」→「バッテリー」→「バッテリーの状態」とタップすることで確認できます。
「バッテリーの状態」では、各種ステータスの確認が可能です。
まず「最大容量」はバッテリーのキャパシティを示すもので、このパーセンテージが低くなると一度の受電で稼働できる時間が少なくなります。なお、iPhoneは一般的な使い方であれば500回フル充電を行っても、最大80%をキープできるようになっているとのことです。
次に「ピークパフォーマンス性能」ですが、このように表示されている場合はバッテリーが問題なく稼働している状況になります。バッテリーの寿命が少なくなると「パフォーマンス管理機能」が適応され、iPhoneが突然シャットダウンする場合があるため注意が必要です。
iPhoneのバッテリーの寿命を延ばすコツ
iPhoneのバッテリーはリチウムイオンバッテリーと呼ばれるものが採用されています。そのため、バッテリーの寿命を延ばすためには、リチウムイオンバッテリーの正しい使い方を学ぶことが重要です。
以下でiPhoneのバッテリーの寿命を延ばすコツを紹介します。
頻繁に充電しない
リチウムイオンバッテリーは充電をする度に劣化が進む構造です。そのため、充電する回数が増えれば増えるだけ、iPhoneのバッテリー寿命も短くなります。
よって、iPhoneのバッテリー寿命を延ばしたい場合には、できるだけ充電回数を少なくすることがポイントです。充電の目安はバッテリーの残量が30%程度となっています。また、0%になってから充電すると、バッテリーへの負担が大きくなり寿命に悪影響を与えますので避けましょう。
充電器をつなぎっ放しにしない
iPhoneを充電器につなぎっ放しにすることも、バッテリーに余計な負担をかけるため避けた方が賢明です。
例えば、充電が終わっているにも関わらず充電器につないだままの状態や、充電器につないだまま動画閲覧やゲームをするといった行為も、バッテリーに大きな負担がかかります。特に充電中はバッテリーの温度が上がりやすい傾向があるうえに、アプリの負担がかかると温度の上昇に拍車をかける状態になるので注意が必要です。
そのため、充電が終わったら速やかにiPhoneから充電器を外すようにしましょう。
iPhone本体の温度を高くしない
リチウムイオンバッテリーは温度が高くなると劣化が早まる特徴があります。そのため、温度が高い場所での使用や、直射日光が当たる場所などに置くことは避けましょう。
また、前述した充電器につないだままiPhoneを使用するときも、本体の温度が高くなりがちなので、バッテリーの寿命に悪影響を与えます。「動画を見ている途中に充電が減るから……」といった理由で充電器をつなぎっ放しにする方も散見されますが、バッテリーを長持ちさせたい場合には逆効果でしょう。
省エネモードを活用する
iPhoneには「省エネモード」という機能がありますので、こちらを有効活用するのもバッテリーの寿命を延ばすためには効果的です。
「設定」→「バッテリー」とタップして「低電力モード」をオンにすることで設定できます。
省電力モードにしたiPhoneはメールの受信やファイルの自動ダウンロード、アプリの自動更新が行えなくなるため、バッテリーの減りを抑えることが可能です。
バッテリー交換という対処法
iPhoneが頻繁にシャットダウンしたり、1~2時間程度で充電がなくなったりする場合は、バッテリーを交換するのがおすすめです。
Apple 製品限定保証がある方や AppleCare+ に登録されている方は、Apple Storeで無償交換してもらうことが可能です。ただし、バッテリー最大容量が80%以下になったiPhoneのみが対象なので注意しましょう。
上記以外の方がApple Storeでバッテリー交換する場合、以下の費用が必要です。
モデル | 費用 |
iPhone SE (第 2 世代)、iPhone SE、iPhone 8までのすべてのモデル | 5,940円 |
iPhone X以降のモデルiPhone 11、12含む | 8,140円 |
しかし、「Apple Storeが近くにない」「すぐに直したい」という方は、民間のiPhone修理の専門店でもバッテリー交換が可能です。さらに、お店によってはApple Storeより費用が抑えられることもありますので、ぜひ検討してみてください。
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